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椎間板ヘルニア?

院長の関口です。

 

最近ブログの内容が変な方向?に行ってしまっているので、今日は真面目な話から。

 

昨日、椎間板ヘルニアと他院で診断された患者さんが来院されました。MRI検査をしたところ椎間板ヘルニアが写し出されて診断されたそうです。

この患者さんの症状は左腰殿部の疼痛、運動制限(特に前屈)。他院で電気治療・マッサージ・投薬で治療していたそうです。数か月後に手術の予定だそうです。

約三か月加療したものの症状緩解せず、当院のホームページでAKA療法を知り来院。

診察したところ、椎間板ヘルニアで圧迫されている神経の症状は(-)、一番疼痛が強い場所は左骨盤の仙腸関節付近。各種検査をしたところ、左仙腸関節炎を疑う。

AKA療法を実施。運動時痛はかなり改善、腰部の前屈方向の可動域も改善。結果、左仙腸関節炎と判断。

まだ一回しか施術を行っていませんが、AKA療法に対する反応がいいため、おそらく緩解の方向に向かうと思われます。

 

このように椎間板ヘルニアと診断された方でも、実は椎間板ヘルニア自体は症状の原因になっていなく、他に原因があることが多いのです。

最近、テレビなどのメディアで「腰痛の85%は原因が分からない」とよく言われるようになりました。「原因が分からない」=「画像診断と一致しない」です。

また、椎間板ヘルニアのMRIによる診断もあてになりません。椎間板ヘルニアと診断された患者さんと、危険因子を一致させた症状のない健常者の約80%近くに椎間板ヘルニアがMRIで写し出されます。「症状があってもなくても椎間板ヘルニアが写る」ということは、「椎間板ヘルニアは症状と関係ないことが多い」ということです。

では原因は何か?

AKA療法で改善が期待される「関節機能異常」による痛みや痺れは、症状全体の約70%~80%と言われています。これは原因が分からない腰痛の85%に近い数字です。

ということは、腰痛の多くは仙腸関節などの関節機能異常によって引き起こされていることが推定され、AKA療法が著効を示す確率が高いということです。

椎間板ヘルニアなどと診断されて、一般的な治療を受けてもなかなか症状が改善されない方、ぜひ当院のAKA療法を試されてはいかがでしょうか。

 

ここからは雑談。

 

私は患者さんと接する時、あまり「先生・先生」しないようにしています(初診の時は、きちんと治療家の面を前面に出しますが)。そうすることはいい面も悪い面もあるのですが、「人間みな平等、えらい・えらくないも無い」という考えからです。患者さんのほとんどとは、フレンドリーに接してもらえるしいい関係が築けていると思います(一部例外もありますが)。

ただしこれは、お互いが最低限のルールを守って初めて成り立っているわけで、例えば、馬鹿にしたりとか、けなしたりするといったルール違反があると成立しません。

これは他の職業・商売でも同じだと思います。売る方も・売られる方も、お店側も・お客さんも、お互いが最低限のルールを守って初めてサービスが成立するのです。行き過ぎたり・人格を否定するような行為、人を物として見ているような行為は絶対あってはいけません。ましてや職業・職種で色眼鏡を通して見てしまうような行為は。

25日にどこかのお店でハチャメチャやったあなた、本当にバカヤローだ!

あれ、なんだこれ?いったいどこの誰に何を言っているのか?

まあ、いいか。

 

今日もエアロの帰りにイカ5杯買ってきたし、帰って塩辛作ります。

さっき早稲田のカレーの名店「メーヤウ」でお取り寄せのカレーも頼んだし。

 

抱き枕をGETした下町の頑張り屋さん、今週はいいことがありそうだね!お互いに。本当だよ!

 

 

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